アマゾンProjectZeroでせどり終了の危機!?

どうも、中古品せどらーのX(えっくす)です。

2019年10月からアマゾンで偽造品撲滅プロジェクト『Project Zero』というものが始まりました。

名前の通りアマゾンでの偽造品を撲滅することを目的に始まったプロジェクトです。

この記事ではProject Zeroがせどりにどんな影響を与えるのかということを考察していきたいと思います。

スポンサードリンク

Project Zeroについて

Project Zeroは主に3つの機能から成り立っています。

  • 自動プロテクション機能
  • セルフサービスの自動削除ツール
  • 商品のシリアル化

https://blog.aboutamazon.jp/amazon-project-zero

1つ目の自動プロテクション機能です。

これは偽造品の疑いのある商品を自動で削除するというものです。アマゾンによると、すでに9000万点以上の商品を削除したという成果があるようです。

2つ目はセルフサービスの偽造品削除ルーツです。

これはメーカーやブランドオーナーが偽造品と思われる商品を削除できるツールです。このツールを使って削除された商品の情報は自動プロテクションにも反映されるようです。

3つ目はシリアル化です。

これは商品の1つ1つにシリアルコードを発行して、商品を管理することで偽造品を防ぐという仕組みです。

シリアル化は2020年から始まる予定のようです。

せどりに与える影響

総論としては、特に新品のせどりはやりにくくなると思います。

新品に関しては真贋調査もあるし、メーカーは何としても偽造品をなくしたいと考えているのでしょう。

せどりは正規品の転売なので、偽造品なわけはないんですが、メーカーからすると「コイツ怪しい」って出品者やカタログは排除したいはずです。

ただし、商品を削除すると書かれているだけで、セラーに与える具体的な影響は記載されていないのも事実なんですね。

カタログが削除されるだけなのか?

それとも、出品者のアカウントも削除されるのか?

重要なことはこの2点なんですよね。

カタログが削除されるだけ

このパターンならせどりに与える影響は非常に小さいです。

うっかり変なカタログに出品してしまっても、そのカタログが削除されるだけでアカウントは影響を受けません。

とはいえ、メーカーからアマゾンに通報されるとかのリスクはあるので、出品するカタログは見極める必要はあります。

僕も僕の周りのせどらーもアカウント削除にはなっていないので、もしかするとカタログが削除されるだけかもしれないと考えています。

アカウントも削除される

これは非常にダメなパターンです。

もしこれなら「せどり終了」と言っても過言ではないです。

ただ、僕の周りではアカウントが削除されたということは聞いていないので、こっちのパターンではなさそうだなと思います。

でも、2020年からはシリアル化が始まるし、そうなったら新品に関してはかなりやりにくくなると予想しています。

Project Zeroの直接的な影響だけでなく、それが新品せどりに与える影響は注意深く見守る必要がありそうです。

そもそもアマゾンはせどりを排除したいのか?

数年前から新品に対する規制が増えてきて、昔のように簡単に稼げる時代ではなくなってきました。

アマゾンはせどりを排除したいのでしょうか?

これは昔と今では少し流れが変わってきているように感じます。

昔は『せどり』というキーワードに対してアマゾンの広告を見かけることがあったんですが、最近はあまり見なくなりました。

広告を出すということは、『せどり』で検索している人にアマゾンのことを知ってもらいたいということで、せどりを容認しているとも解釈できます。

これが最近は少し変わってきているということです。

ただ、Project Zeroはせどりに対する対策ではなく、偽造品撲滅が目的です。

アマゾンがいきなりせどり排除をするとは思いませんが、マナーの悪いセラー(せどらー)が増えてくれば、対策に動くかもしれません。

という感じなんですが、今後はせどりに対して風当たりは強くなっていくでしょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)