どうも、中古品販売をやっているブログ管理人X(エックス)です。
以前、こんな記事を書きました。
↑の記事では、本せどりについてかなりネガティブなことを書いたんですが、やり方次第では稼げるな~と思ったので、本せどりの仕入れについて解説してみますね。
まず、この前の日曜にブックオフに暇潰しに行ったんですが、思った以上に美味しい仕入れができることに気がついてしまったんです。
↑の写真はとあるブックオフ(1店舗)で40分くらいの仕入れの結果です。
日曜日で混んでいたので、ササッと仕入れちゃいました。
見るところを見れば、これくらいはまだまだ仕入れられるということですね。
見込み利益は26,000円くらいはありますねー。
ということで、本せどりの仕入れについて説明していきたいと思います。
本せどりが衰退した理由
何年か前だったら、日曜日のブックオフに必ずせどらーがいたんですが、最近は本当にせどらーを見なくなりました。
どうして、ブックオフからせどらーが消えてしまったんでしょうか?
▼本せどりが衰退した理由▼
- 本せどり人気のピークが過ぎた
- ブックオフ店舗が減った
- 値付けが厳しくなった
本せどり人気のピークが過ぎた
僕の経験だと、2011年くらいをピークに本をメインにしているせどらーは減っている実感があります。
2011年といえば悪名高い阿部塾が発売された年です。
▼阿部塾について▼
阿部塾は数千本売れたと言われていますが、内容が価格に見合っていないことから、返金騒動に発展したことでちょっとした騒ぎになりました。
▼阿部塾が炎上した理由▼
- 198,000円という高額な価格設定
- なのに、提供されているツールに不具合がある
- 配送代行ができるとなっているけど、実際には機能していなかった
この塾の影響でビームせどらーがブックオフに大量に現れたため、せどり禁止の店舗もでたほどです。
今ではビームでせどりをしている人なんて見かけなくなりました。
塾に入って本せどりをやってみたけど、思ったように稼げなくて、『本せどりは稼げない』というイメージが広がったのかもしれません。
ブックオフ店舗が減った
本せどりがピークを迎えて少しずつせどらーが減ったことに加えて、ブックオフ店舗も減ってきています。
ブックオフの公式サイトでは2019年3月31日時点で中古本を扱う店舗は807店舗のようです。
ブックオフ公式HPより
- [国内]直営店:370店舗
- [国内]FC加盟店:437店舗
昔は900店舗以上はありましたから、ピーク時の店舗数と比較すると10%以上は減っているでしょう。
店舗が減れば仕入れがやりにくくなるので、せどらーも減っていくのは当然です。
値付けが厳しくなった
これが1番の要因のような気もします。
今のブックオフではビームで全頭検索なんてやっても仕入れることは難しいでしょう。
▼ビームは止めましょう▼
ビームは店舗からするとかなり迷惑だと思うので、例え仕入れることができても止めたほうがいいでしょう。
最近だと『ネット出品中』って貼られている本がずいぶんと増えましたね~。
要するにネット価格に合わせてきているということです。
そりゃー、仕入れがやりにくくなるわけですよね。
本せどりで仕入れるための基本的な考え方
この記事の最初で紹介したように、40分でも見込み利益20,000円オーバーの仕入れは普通にすることができます。
▼[重要]本せどりの基本的な考え▼
- 自分の強みを作る
- 他の人がやってないことをやる
- 最初から楽をしようと思わない
仕入れで大事なのは手法やジャンルじゃないんですよね。
↑に書いたような基本的な考え方がないと、どんな手法を積み上げていっても中々仕入れができるようにはなりません。
「抽象的すぎてわからん」という人もいますが、大事なことって抽象的なんです。
具体的な手法はマネされたら終わりですが、考え方がしっかりとしていれば、ライバルが多少増えても仕入れに困ることはありません。
基本的な考えができていれば、仕入れはいくらでもできます。
例えば、↓のようなコミックだって仕入れることができます。
これは、ある時期から高騰しているコミックです。
※今は価格が落ち着いていますが、セットならまだ利益がでます。
仕入れは108円でした。
1冊で1,000円以上の利益は取ることができています。
ここで、大事なのは「じゃあ、このコミックをブックオフで探そう」ということじゃありません。
「こういうコミックはどうやったら見つけられるのか?」と自分で考えて、自分なりの勝ちパターンを見つけることが大事なんです。
そうじゃないと、情報に振り回されるだけで安定した仕入れはできるようになりません。
コミックセットという金脈
コミック単品やプロパー本でも仕入れできるものを増やしていくことで、仕入れの幅は広がりますが、本せどりをやるならコミックセットは避けて通れません。
これは、この前FBAに納品したコミックセットの一部です。
コミックセットだけでダンボール40個分くらいは納品します。
コミックセットはブックオフ以外の店舗でも仕入れがやりやすいし、自分の強みを活かせるのでオススメです。
これも、↑の画像のコミックのタイトルを覚えるんじゃなくて、「どうやったらこんな仕入れができるのか」を考えて仕入れをしていくことが大事になってきます。
何でもそうですが、『答え』よりも答えに辿り着く『プロセス』が大事だということです。
『答え』にばかり目がいってしまうから、手法に振り回されるんです。
他人に答えを求めるな
せどりに限らずですが、商売というのは自分で実践しながら身につけるものです。
▼3大期待しちゃダメなヤツ▼
- 情報商材に期待する
- 塾に期待する
- コンサルに期待する
こういったことは不要です。
僕の友人なんてせどりコンサルで大金を失ってますからねぇ。
本当に稼いでいる人はコンサルとかやりませんから。
コンサルについていっても、お金だけ取られてオシマイですよ。
「答えを教えてもらえば稼げる」という考え方を変えないかぎり、情報商材屋のカモにされるだけです。
まとめ:本せどりはライバルがいないからチャンス
本せどりをやる人はずいぶんと少なくなりました。
今はライバルがかなり減っているのでチャンスなのは間違いないでしょう。
ただし、きちんとしたノウハウと知識がないと仕入れることはできません。
ライバルは減っているけど、仕入れの難易度は上がっています。
誰でも稼げる時代ではないからこそ、頑張れば差別化しやすい段階に入っているのかなぁ、なんて思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。