どうも、少し時間ができたのでブログを書きます。
以前、知り合いをバイトとして雇った記事を書きました。
>>【体験談】知り合い(友人・身内)をアルバイトやパートで雇用すべきではない理由
この記事の中で、知り合いが固定給にしてほしい言ったという話がでてきます。
そのことについてふと思うことがあるので、記事にしてみようと思いました。
まず、結論なんですが、時給だろうが固定給(月給〇〇万円)だろうが外注(成果報酬)だろうが、支払った金額に対して成果が求められるということは変わらないということです。
今では、法人化して正社員も雇っていますが、本当にそう思います。
まぁ、雇われる側からすれば、固定給の社員が望ましいのかもしれませんが、毎月同じ金額をもらっているということは、毎月安定してパフォーマンスをあげなければならないということです。
その辺の話をちょっと書きます。
商売の原理原則は普遍
なぜ、時給でも固定給でも外注でも成果に対する報酬という考え方になるのかというと、商売の原理原則がそうなっているからです。
これは、個人でも法人でも中小企業でも大企業でも同じだと思います。
ただ、大企業の場合は、売上が大きく自分の仕事の範囲が限られているので、その原理原則がわかりにくくなっていることはあるかと思います。
でも、規模に関係なく商売の原理原則は同じなんです。
じゃあ、その原理原則はなにかというと、『売上の中から給料が支払われる』ということです。
「そんなの当たり前でしょ!!!」って反応をする人が多いと思いますが、上記の記事の中の知人は、おそらくそんな当たり前なことも理解できていないような感じでした。
原理的には自分の仕事が会社に貢献できていないと給料分の働きをしていないということにもなるということがわかっていないのではという意味です。
支払っている金額<貢献度です。
これはどんな雇用形態でも同じです。
正社員は固定給で同じ額毎月もらえるけど、裏を返せばそれだけ会社に貢献する必要があります。
で、もし「この社員イマイチだな~」って評価がくだされた場合は、給料が下がったり最悪はリストラの対象になったりするわけです。
逆に、アルバイトでも時給以上にやってくれている人だと正社員になってもらうようにお願いすることだってあります。
これは外注さんでも同じで、僕は自分では電脳はやらないのですが、外注さんには電脳仕入れをしてもらっていて、ちゃんと成果を出している外注さんと雇用契約を結んだこともあります。
支払っている金額<貢献度
この式はどんな企業でも変わらないと思います。
まさに普遍の考え方です。
電脳仕入れができないことをショップの値付けのせいにする人
外注さんに電脳仕入れをしてもらっていると書きましたが、成果を出す人とそうでない人の差ははっきりわかれます。
で、電脳仕入れができない人が口を揃えて言うことが「仕入れ先の値付けが厳しいから仕入れられない」っていうことです。
「???」って感じですよね。
仕入先の値付けが厳しいなんて、仕入れができないことを別の表現で言っているだけです。
仕入れができないと言っている人が見ているショップでも、できる人は仕入れができます。
要するに「どうやったら仕入れができるか」を考えながらやっていないんですね。
まぁ、外注さんは成果がでないとお金にならないのでそれまでなのですが、バイトや社員の人だって、責任を外に求める人は結構います。
でも、商売をやっていて責任を外に求めても何も解決しないですよね。
これは経営者だけじゃなくて、社員だって同じです。
自分が成果が出せないなら、どうして成果が出せないのか、成果を出している人はどうしているのか。
こういったことを考えて試行錯誤できる人じゃないと雇用の形態に関係なく会社から評価されないと思います。
電脳仕入れなら、検索している商品のジャンルを変えるとか、作業の時間帯を変えてみるとか、いろいろとできることはあります。
電脳仕入れの場合だと、利益額2000~3000円・利益率30~40%くらいの商品をいい感じで見つけてきてくれる人はいます。
こういう人はやっぱり他人が見ていない分野をみているし、一度仕入れた商品はリスト化して定期的に調べたりしています。
こういう何気ない工夫が長い時間の中で大きな差になっていきます。
やっぱり、仕事としてやってもらうっていうことを考えると、そういったコツコツとした積み重ねをちゃんとできる人がいいに決まってますよね。
依存心はパフォーマンスを落とす
電脳でも他の作業でもそうなんですが、依存心が強いと守りに入ってしまって、結果として仕事のパフォーマンスはでない印象があります。
責任転換する人というのは依存心が強いですね。
『自分は悪くない=誰かが何とかするべき』って考えなのかもしれません。
でもどんな仕事でもその結果に責任を持つのは当たり前です。
電脳で仕入れができなかったら、それはその人の問題。
梱包や発送の作業でも、その作業に対して責任は発生します。
梱包や発送は売上を上げる作業ではないけれど、バイトの人にやってもらう場合は、時間でどのくらい作業ができるか見ています。
バイトの時給も売上から捻出しているので当たり前です。
もちろん、マニュアルがあるからある程度誰がやっても同じようにできるんだけど、時給に対しての作業量と質は大切な評価軸になってきます。
なので、どんな仕事をしたってちゃんとパフォーマンスをだすということは意識するべきだし、パフォーマンスをだせないなら自分が頑張るしかない。
他人のせいにしてたって問題はなにも解決しませんよね。
働き方に関わらずに成果をだせるようになれば稼げないことなんてない
自分の仕事に責任を持ちしっかりとした成果がだせれば、どんな雇用形態でもチャンスはあります。
正社員になりたいとかフリーランスがいいとかそんなことは些末なことで、大事なのは相手が支払っている金額以上に相手に貢献できているかじゃないでしょうか。
こんな風に書くと経営者の奢りだと思われるかもしれませんが、経営者だってマーケットに対して貢献をしているから会社に売上が入ってくるんです。
会社をやっている人が「会社の売上が悪いのは、商品を購入しない客のせいだ」なんて言っていたら、その会社は潰れると思います。
みんなそれぞれの立場で精一杯仕事をするから会社や社会が成り立っているんだと思います。
しっかりと価値を提供できていればバイトだろうが外注だろうがフリーランスだろうが仕事がなくなるなんてありえませんよね。
社員だって仕事ができなければ減給されたりします。
※正社員の扱いは中小企業はかなりシビアだと思いますよ~
まぁ、考えてみれば当たり前なのかもしれませんが、少し思ったことを書いてみました。