中古バイクの選び方と買い方をバイク乗りの僕が丁寧に解説するよ

中古バイクの選び方をバイク乗りの僕が丁寧に解説するよ

「新車は高いからできれば中古を買いたい」

「欲しい車種は中古しかないって言われた」

などなど、中古バイクを購入する理由はいろいろあります。

ですが、中古バイクの選び方がわからずに悩んでいる人は多いです。僕も最初はどうしたらよいのかわかりませんでした。

そこで、現役バイク乗りの僕が『中古バイクの選び方と買い方』を初心者の方向けに丁寧に解説しようと思います。

僕が乗っているのは原付と125ccですが、250ccでも基本は同じなので参考になると思います。

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中古バイクの選び方と買い方

中古バイクの選び方

中古バイクの選び方というと、状態の確認方法を思い浮かべるかもしれません。でも、僕の経験から言って、『どのお店で購入するか』が重要です。

もちろん、バイク自体の走行距離や状態(ダメージ/事故歴)なども重要です。でも、僕も経験があるからわかるのですが、初心者の人がそういうことを判断するのって結構難しいと思います。

なので、信頼できるお店で状態を説明してもらった方が、自分で状態を確認するよりも安心なんです。

もちろん、購入するお店を決める前に車種を決めておく必要があるので、車種選びも大事です。

というわけで、車種の選び方から買い方まで順番に解説していきます。

目的・用途を明確にする(排気量の決定)

バイクは排気量によってできることが違います。

例えば、原付だと

  • 30km/hまでしか速度を出せない
  • 交差点では二段階右折をしなければならない

などの制限があります。

また、125ccのバイクでは

  • 有料道路(高速など)は走行できない
  • 自動車専用道路は走行できない

などの制限があります。

普通の自動車と同じように走行したければ、250cc以上のバイクに乗る必要があります。

こういったことを考えて、『目的に必要なバイクの排気量』を決める必要があります。

例えば

  • 近所に買い物に行くだけ → 原付
  • 60km/hまで出したい(高速は乗らない) → 125cc
  • 高速を走りたい → 250cc以上

のような感じで、目的に合った排気量にしましょう。

予算を考える

用途・目的が決まったら、次は予算を考えます。予算は中古バイク本体の価格と手続きや保険の費用も含めて考えます。

本体価格

中古バイクは車種や状態によって本体価格が異なってくるのですが、原付で12~17万程度、スクーターの125ccで20~28万程度になります。

この価格帯から大きく離れたバイクは選ばない方がよいでしょう。相場からあまりにも安い中古バイクには、それなりの理由があることが多いからです。

手続きの費用(登録料/保険)

本体価格の他に手続きに費用がかかります。

具体的には

  • 登録手続き代行費用
  • 自賠責保険料

です。

登録手続き代行費用は13,000円程度です。

自賠責保険料は年数によって違いますが、例えば、125ccで2年加入すると、9,950円です。

自賠責保険料

自賠責保険は必ず加入しなければなりません。

例)中古の原付・125ccスクーターの総額価格

僕は原付も125ccのバイクも中古で購入しましたが、どちらも本体価格+23,000円くらいで購入しました。

原付は本体価格が128,000円だったので総額160,000円程度です。原付は自宅まで持ってきてもらったので、運送代も含まれています。

中古原付総額

125ccは本体価格が228,000円だったので総額で250,000円程度です。

中古125cc総額

ちなみに新車の場合は、この金額+80,000~90,000円くらいが相場になります。

まとめると、中古バイクを購入する場合は

  • 原付:150,000~170,000円
  • 125cc(スクーター):240,000~270,000円

くらいを目安に予算を考える必要があります。

車種の選び方

用途(排気量)や予算が決まったら車種を決めます。車種も用途や目的によって大体決まります。

用途は具体的にはっきりさせることが重要です。

例えば、次のようなことです。

  • 通勤/通学に使うのか
  • 買い物に使うのか
  • 仕事で使うのか

通勤や通学ならデザインや乗り心地を優先するべきですし、買い物や仕事に使うなら積載量を優先すべきかもしれません。

そして、それらの用途を軸に車種選びのポイントを決めます。

例えば

  • 燃費
  • 価格
  • デザイン
  • 積載量

です。

この中で自分の譲れないポイントを決めておくと、車種選びがしやすくなります。

例えば、Hondaの原付なら

  • 燃費重視 → カブ
  • 価格重視 → タクト
  • デザイン重視 → ダンク・ジョルノ
  • 積載量重視 → ベンリィ

のような感じです。

このようにして、目的と予算を考えながら車種を選びましょう。

買うお店を決める(超重要)

車種が決まったら、どこで買うのかを決めます。これが超重要です。

バイクは買った後も点検や部品交換などのメンテナンスが必要です。自分でバイクの状態を把握できるなら、好きなお店で買うのも良いかもしれません。

ですが、初心者の方は信頼できるお店で買ったほうが、メンテナンスが楽です。

僕はHondaの正規店で中古バイクを買ったのですが、点検の通知が届いたり、リコール時の部品交換を無料でやってくれたりと、アフターケアが充実しています。

なので、基本的には正規店での購入をオススメします。

実店舗に行かなくても、大手のバイクサイトには正規店が出店しています。そこで検索すれば欲しい中古バイクを探すことがでるでしょう。

バイクの細かな状態などは、サイトを通じてお店の担当者に質問(メール)ができるので、遠慮せずに納得するまで聞いてみましょう。

お店での買い方

購入するお店を決めたら、実際に店舗に行って中古バイクを購入します。けれど、お店が決まってしまえば難しいことはありません。

お店の店員さんに欲しい車種を言うだけです。これだけです。

僕は原付のジョルノも125ccのリードもそうやって購入しましたが、全く問題はありませんでした。

繰り返しになりますが、信頼できるお店をきちんと選びさえすれば、ちゃんとした中古のバイクを購入できますし、メンテナンスもやってもらえます。

ただし、始めて中古バイクを購入する場合は、自分が初心者であることをきちんと伝えましょう

そして、店員さんを信頼して丁寧な態度で接していれば、お店側も「良いお客さんだ」と思ってくれて、いといろとスムーズに進みます。

メンテンナンスも購入した店舗でやってもらうことになるので、良い関係を作ることを心がけるとよいです。

中古バイクのメンテナンス(バイクの選び方より大事)

中古バイクのメンテナンス(バイクの選び方より大事)

バイクはメンテナンスが必要です。バイクの選び方も重要ですが、長く乗ることを考えると、メンテナンスの方が重要かもしれません。

メンテナンスはお店によって異なるのですが、代表的なものを紹介していきます。

6ヶ月点検

半年に1回の行われる点検です。お店から自宅に点検の通知が届きます。

バイクの部品は消耗品なので、定期的に点検を行って、古い部品は交換する必要があります。

点検自体の費用は8,000円程度です。

僕が点検をしてもらっているHondaDreamの場合、メンテナンスパックというものがあります。

これは、複数回分の点検料金をまとめて支払うことで、安くなるサービスです。

いろいろとお得なサービスがあるので、店員さんに聞いてみるのもいいかもしれません。

エンジンオイル交換

原付だと1,000km、125ccだと1,500kmくらい走ったら、オイル交換をした方が良いです。

オイルというのはエンジンオイルのことで、オイル交換をせずに乗り続けるとエンジンの寿命が短くなります。

オイル交換の費用は1,500円くらいです。

自賠責保険の更新

自賠責保険はバイクを所持している間は加入しなければなりません。期限が切れる前に、更新をしましょう。

自賠責保険は長い年数加入した方が割安になります。

注意点としては、バイクを複数持つ場合は、それだけ加入しなければならないということです。

例えば、原付と125ccのバイクを持っているなら、2つの自賠責保険に加入する必要があります。

まとめ:中古バイクとはいえそれなりの予算は必要です

中古バイクの選び方とメンテナンスについて解説しました。

大事なことは信頼できるお店で購入することです。そして、あまりに安い中古バイクは買わない方が良いということです。

信頼できるお店は、スタッフの教育などにもそれなりの時間とお金をかけていて、それが販売価格に上乗せされています。

なので、メンテナンスまで含めたしっかりとしたバイクを買うなら、それなりの予算が必要になってきます。

価格の安さだけに気を取られないようにしましょう。

最後まで読んでくれてありがとうございました。

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