ホラー映画にはゾンビやヴァンパイアやミイラなどいろいろありますが、僕は断然ヴァンパイア派なんです。
ゾンビはグロテスク&バイオレンスな感じですけど、ヴァンパイアって知的で人間っぽいところもありますよね。そこが良いんですね。
というわけで、僕が今まで見たヴァンパイア映画の中からおすすめの映画を紹介していきます。
おすすめヴァンパイア映画
ドラキュラ
まず、ヴァンパイア映画と言えば『ドラキュラ』です。1992年に公開されました。
この映画はホラー映画なんですが、ドラキュラの恋愛の話でもあるんです。
全体的な雰囲気はホラーですが、ゾンビ映画のような暴力的な怖さではなく、ヴァンパイアが少しずつ狙った人間を虜にしていく、人間的な怖さが面白いところです。
ドラキュラ伯爵はずっと哀しみを背負って生きていて、ミナ(ジョナサンの婚約者)を自分のものにしようとロンドンまで追ってくるんですが、終盤にミナを虜にすることに成功するんです。
その時、ミナから「自分も吸血鬼になる」と言われるんですが、この言葉にドラキュラ伯爵はあんまり乗り気じゃないんですね(結局、吸血鬼にしようとしますが…)。結局、ドラキュラ伯爵は倒されて、長い因縁は終了します。
アクション映画ではないので、戦いのシーンは派手じゃないんですが、ストーリーを楽しみたい人にはおすすめです。
最近のバイオレンスなホラー映画に飽きているなら、たまにはこんな映画を見てもいいかもしれません。
ドラキュラはネットフリックスで観ることができますし、DVDなどのメディアでも観れます。
彼岸島
彼岸島は漫画で連載されていたものを実写化したものです。彼岸島という島での人間と吸血鬼の戦いを描いた映画です。
ウイルスに感染することで吸血鬼になってしまうという設定で、彼岸島には感染して吸血鬼になった人が大勢います。
ホラー映画というよりは、アクション/サバイバル映画という感じです。
吸血鬼が血を吸ったりするシーンなどはそれなりにグロテスクですが、ゾンビ映画などと比べるとそうでもないです。
暴力シーンやグロテスクシーンが好きなら、別のホラー映画を観たほうが満足できるでしょう。
ただ、設定が細かくて登場人物も多いので、話自体は面白いです。Wikipediaを見ながら映画をみたりしても楽しめます。
というか、吸血鬼の種類が多くて、映画を見ただけでは理解しにくいので、Wikiを見ながらの方がわかりやすいです。
僕は漫画は見ていませんが、設定を理解しながら観ることで十分に楽しむことができました。
彼岸島は『最後の47日』や『48日後…』などの続編ストーリーもあります。続編も見れば、よりストーリーの理解が深まります。
彼岸島もネットフリックスで観れます。
ヴァンパイア・アカデミー
3つ目のヴァンパイア映画は『ヴァンパイア・アカデミー』です。
これはホラー映画ではないですが、ヴァンパイア映画ではあります。
まず、普通のヴァンパイア映画と違うのは、ヴァンパイアが人間を襲うという話ではないことです。
ヴァンパイア・アカデミーはヴァンパイアの世界の話です。人間も少しは登場しますが、ヴァンパイア同士の継承争いの話です。
この映画の世界ではヴァンパイアは
- モロイ:純血ヴァンパイア
- ダンファー:混血ヴァンパイア
- ストリゴイ:狂ったヴァンパイア
に分かれていて、モロイが一番偉いという設定です。
アカデミーというタイトルの通り全体的に学園ノリっぽさがあります。戦闘シーンもありますが、ヴァンパイア同士の戦いなので緊張感はあまりありません。
ただ、ストリゴイは他のヴァンパイアよりも強いみたいで、終盤にあるヴァンパイアがストリゴイになって襲ってくるシーンは若干面白いです。
ヴァンパイアの学園ものというところでは、斬新な映画ではあります。ヴァンパイア好きならこういうテイストの映画も楽しめるんじゃないでしょうか。
これもネットフリックスで観れます。
アンダーワールド
ヴァンパイア映画で外せないのが『アンダーワールド』です。アンダーワールドは吸血鬼と狼男(ライカン)の戦いの話です。
アンダーワールドは2003年に公開され、その後も続編が制作されて、5作が公開されました。
- アンダーワールド
- アンダーワールド:エボリューション
- アンダーワールドビギンズ
- アンダーワールド覚醒
- アンダーワールドブラッド・ウォーズ
アンダーワールドの話は1人の人間がウイルスに感染して不老不死になったことから始まります。
遙か昔のハンガリーで、アレクサンデル・コルヴィナスという男がとあるウイルスに感染し、人類初の不老不死の人間となった。3人の息子たちも同じく不死の力を持っていたが、1人は蝙蝠(こうもり)に、1人は狼に噛まれ、さらなる変異を起こした彼らは吸血鬼(ヴァンパイア)と狼男(ライカン)の2つの種族に分かれた。
Wikipedia
ヴァンパイアの始祖がマーカスで、ライカンの始祖がウィリアムです。
アンダーワールドの1作目は少しストーリーがわかりにくいです。アンダーワールドシリーズを楽しむなら、エボリューションとビギンズも観た方が良いでしょう。
特におすすめはエボリューションです。ここには始祖ヴァンパイアのマーカスが登場して、その強さを見せつけます。
僕は主人公が強すぎる映画は好きじゃないので、めちゃくちゃ強いマーカスが登場するエボリューションが好きです。
主人公たちがマーカスに追われるシーンは緊張感があってドキドキします。
この映画は薄暗いシーンが多くてホラーな感じもしますが、基本はアクション映画です。
血が飛び散るシーンもありますが、人間が襲われるのではなく、ヴァンパイアとライカンの戦いばかりなので、恐怖を感じることはありません。
なので、設定とストーリーを楽しむアクション映画です。ヴァンパイア好きなら見て損はありません。
これもネットフリックスで観れます。
ブレイド
ブレイドはアメコミ『ブレイド』を実写化したのもです。
主人公のブレイドは人間とヴァンパイアのハーフです。普通のヴァンパイアは日光に弱いんですけど、ブレイドはハーフだから日光に当たっても平気です。ヴァンパイアあるあるですね。
で、そんなブレイドがヴァンパイアと戦っていくというストーリーです。
ブレイドはシリーズ化されていて、ブレイド2とブレイド3もあります。ストーリーとしてはつながりがないので、どれを見ても楽しめます。
ホラー好きの人はブレイド2がおすすめです。ブレイド2は結構グロいシーンが登場します。吸血鬼の口を開いてみるシーンとかですね。
普通のホラー映画なら、口を開いている時に「ぐわっ」ってなるんですけど、ブレイド2ではどうでしょうかね(見てのお楽しみ)?
ブレイド3は普通のアクション映画っぽくなっています。ホラーな感じはほとんどないです。これはこれで面白いんですが、ホラー好きには物足りないかもしれません。
ブレイドは昔レンタルビデオで観ました。
デイブレイカー
デイブレイカーは少し変わったヴァンパイア映画です。
まず、設定が面白いです。世界の大半がヴァンパイアによって支配されている世界で、人間はただの家畜のように扱われています。それでも、血液が不足して凶暴化するヴァンパイアが増えていきます。
そんな世界でヴァンパイアから人間に戻る方法が発見されるというのがストーリーです。
映像的には血や肉片が吹き出す場面もあってホラーっぽいです。凶暴化したヴァンパイアはゾンビのようになるんですが、これとヴァンパイアが戦うシーンもあります。
人間VSヴァンパイアのようなありきたりな話に飽きているならとてもおすすめできる映画です。
これもネットフリックスで観ました。
映画を見るならネトフリやアマプレがおすすめ
僕のおすすめヴァンパイア映画を紹介しましたが、ほとんどはネットフリックスで観てます。
アマゾンプライムもかなりの数の映画が観れるので、ここで紹介した映画のほとんどは観ることができるでしょう。
気に入った映画ならDVDやブルーレイで持っておくのもいいですが、まずは定額見放題のサイトでいろいろ観てみるといいと思います。