ども、ブログ管理人のX(エックス)です。
最近はYouTubeでアフィリエイトのノウハウなどを解説する動画が増えてきたな~という印象が強くなっています。
このブログでは情報商材や塾・オンラインサロンなどについては否定的なことを書いてきました。
それは、僕の聞いた話では、情報商材・塾・サロンで稼げるようになった人がいないからです。
それどころか、20代という貴重な時間を奪われ、本来だったらもっと仕事のスキルを高められたのに、その機会を得ることができずに、結果として同年代の会社員と差がついてしまうという悲惨な状態ですらあります。
でも、このような若い人の時間を奪う悪質な情報商材屋だって、昔はアフィリエイトやせどりなどの本業で稼いでいたわけです。
アフィリエイトなどで稼ぐことができたのなら、それを続ければ良いのに、どうして怪しいノウハウの提供者になってしまうのか?
アフィリエイトなどで稼ぎ続ける人もいるのに、彼らと情報商材屋になってしまう人はどこに違いがあるのか?
この記事では、そんなことについて考察していきます。
ネットビジネスの限界はすぐにやってくる
「アフィリエイトで月200万稼いでいます」
「せどりで月100万の利益があります」
SNSではこんな言葉で溢れています。
この数字を嘘だと言うつもりはありませんが、個人で出せる数字としては、この辺が限界なんじゃないかなと思いますね。
僕は古物商を取ってせどりや買取や古物市場仕入れをしていますが、僕の感覚からもせどりで月100万は限界な感じです。
せどりなんてどんなに頑張っても1人で出せる利益なんて月100万が限界です。
アフィリエイトについては、最近の動向はわからない部分もありますが、外注などを使わないで全て1人で作業をしていたら、月200万くらいが限界なのでしょう。
ちなみに、僕の知り合いでアフィリエイトで法人化している人は、月100万まで1人で稼いで、その後は法人化して内勤の人を雇って事業をしています。
なので、月100~200万くらいが、1人でやるアフィリエイトの限界ではないかと思います。
作業量にもよりますが、アフィリエイトでもせどりでも早い人なら1年もあれば、そのくらいの月収は達成するのではないでしょうか。
そう考えると、ネットビジネスの限界って結構すぐにくることに気がつくはずです。
大きく稼ぐにはマネジメントが必要
個人で到達できる限界まで収入を増やしたら、次はどうするのか?
ここが分かれ道です。
- そのまま規模を大きくして他業種にもチャレンジ
- 稼いでいますアピールをして情報商材・サロン・塾などで稼ぐ
それぞれを詳しく見ていきましょう。
そのまま規模を大きくして他業種にもチャレンジ
これはスタッフさんを入れてビジネスの規模を大きくすると同時に、他業種にもチャレンジするということです。
アフィリエイトの場合、Webサイトやブログを複数立ち上げて、その収益化を目指します。
自分はプロデューサー的なポジションになって、サイトの方向性を決めて、記事は外注したり内勤のスタッフさんにお任せします。
また、アフィリエイトの集客ノウハウを活かして、自社商品を販売したりもできます。
次にせどりについてです。
せどりの場合は、古物市場や買取によって仕入れの幅を広げて、売り上げを伸ばすことができます。買取は1人では難しく、スタッフさんの協力が必要です。
せどりを物販ビジネスと捉えるなら、輸入や卸売りなども発展形のビジネスとして考えられます。
いずれにしても自分だけで行うのは難しいので、スタッフさんを雇ってやることになるでしょう。
稼いでいますアピールをして情報商材・サロン・塾などで稼ぐ
もう1つの道は、情報商材やサロン・塾などのビジネスに展開させることです。
月100万稼いだという実績をSNS上でブランディングして集客を行います。
必要に応じて外注さんに仕事をやってもらうかもしれませんが、基本的には1人で完結するビジネスです。
ブログたTwitter・Facebookなどで最大限にセルフブランディングを行って、お金を稼ぎたい人を集客して、情報商材を販売したりサロンへ勧誘します。
こういったビジネスは情弱ビジネスとも呼ばれていて、とても世間体が悪いのですが、情報商材やサロンで稼ぐつもりなら、世間体を気にしている余裕はありません。
もう、普通のビジネスには戻れない覚悟を持ってやりきる精神力が必要です。
社会的信用を得て稼ぐなら情報商材・サロンはありえない
情報商材はハマれば大きく稼ぐことができますが、社会的信用を大きく損ないます。
情報商材やサロンの世界で悪名が轟いた人と付き合ってくれるビジネスマンはいないでしょう。
つまり、社会的な評価を得ながら収入を伸ばしたい人には、情報商材・サロンビジネスはありえないということです。
アフィリエイトやせどりは確かにあまり世間体が良いとは言えません。しかし、すでに説明したとおり、次のステップへ進めるビジネスでもあります。
でも、情報商材やサロンに次のステップへすすめる何かがあるでしょうか?
炎上を起こして社会的な評価を失って、部屋も借りることができなくなるかもしれないのです。
一度、情報商材の世界に染まってしまうと、中々抜けることは難しいです。
僕は独立して8年以上になりますが、昔一緒に中古品をやっていたのに、情報商材の世界に入ってしまった知人もいます。
その知人がブログで顔出しをしてYouTubeで仕入れ動画を配信していたのを見たことがあります。
正直、「う~ん」って思いましたね。
ブログやYouTubeで集客してせどりコンサルをやるというのは、よくあるパターンなのですが、僕の別の知人はせどりコンサルで酷い目にあっています。
せどりコンサルがどれほど稼げるのかは僕にはわかりませんが、せどりコンサルなんてやるもんじゃないですよ。
もちろん、情報商材やサロンも同じです。
自分の信用を失ってまでやるビジネスじゃないです。
マネジメントが苦手な人ほど情報商材に流れる説
僕は『マネジメントが苦手だと情報商材に流れる』という説を押したいです。
外注さんもそうだし、内勤のスタッフさんならなおさらなんだけど、マネジメントが上手くできないと機能しません。
これは、自分でやるようになってから本当に痛感しています。
会社に勤めていた頃って、管理職が楽に見えたじゃないですか?「課長って座ってるだけだよね~」みたいな。
でも、これは表面的にはそうかもしれませんが、実は違います。管理職の人はマネジメントしてるから、仕事してないように見えるんです。
人って思い通りには絶対に動いてくれないし、厳しく注意すると結構簡単に辞めちゃうし、本当にマネジメントって難しいんですね。
で、マネジメントに耐えたれないと、きっとこう考えるんだと思います。「マネジメントが不要なビジネスをやろう」って。
そこで、情報商材やサロンビジネスの登場です。
ブログやSNSで収入をアピールすれば、簡単に集客できてそこそこ儲かるので、みんな易きに流れてしまうんです。
情報商材屋になりたくなかったらマネジメント力(人間力)をつけろ
なんか偉そうな言い方ですいません。でも、これ本当にそうなんですよ。
僕の知り合いで法人化していて稼いでいる人ってみんなマネジメント力が高いです。僕なんか全然ダメです。
そして、人間力も高い。人間力って新卒の就活でよく使われるけど、その意味がわかるのって10年ぐらいかかると思います。
会社でもいい感じの中堅社員とかにならないと人間力の意味って理解できないだろうな~って思いますね。
僕も会社員をしている時は、管理職の人の気持ちや大変さなんて全然知りませんでしたからね。
でも、そういうことがわからないと情報商材屋になってしまうんですね。
情報商材屋の末路
情報商材屋の何が一番ダメかっていうと、信用がないことでしょう。
どんなビシネスでも信用は必要ですが、信用がない人はまともなことができないので、結局、情報商材屋を続けるしかなくなってしまうんですね。
これは悪循環です。
一度、この世界に入ってしまうと、負のスパイラルから抜けることはできないんです。
だから、情報商材屋になんかならないようにしましょう。