去年の不倫疑惑以来、僕の中では自民党参議院議員の今井絵理子さんは結構気になっているんですよね。
僕は年齢的にはSPEED世代より少し若いし、SPEEDは3~4年で解散してしまったので、正直SPEEDの曲とか今井絵理子さんの歌とかはあんまり聞いたことがないんですが、不倫疑惑の件以来、何故か気になりだしてしまって、彼女のブログやインスタはちょいちょいチェックするようになってしまいました。
で、今井さんにはかなり世間の風当たりが強いわけですが、それは仕方がないとして、そもそも不倫とか抜きにして政治家としてどうなんだってことを書きたいと思います。
今井絵理子さんの性格は政治家向きか?
まずは、性格の話。当たり前ですが、僕は今井絵理子さんに会ったことはないので、彼女のブログやインスタやマスコミの報道から推測した話です。
結論から言えば、今井さんは政治家にピッタリな性格なんじゃないかと思っています。別に不倫疑惑を肯定しているんじゃなくて、性格的に政治家に向いているかどうかの話です。
SNSやマスコミの報道を見る限り、今井さんって
- 気が強そう
- 自分が中心じゃないと嫌
という感じがするんですよね。
今井さんのインスタなんか見ると、今井さんが中心の写真が結構アップされています。自分から中心に写ろうとしたわけではないのかもしれませんが、沖縄知事選の選挙応援の写真なんかまるで今井さんが出馬する勢いで、タスキがなかったら本当に誰が出馬するのかわからなかったのではないでしょうか。
>>沖縄知事選挙のインスタ
普通、1期生がこんな感じでしゃしゃり出てきたら、(保守的な考えの人は特に)嫌な顔をすると思うんですよね。でも、今井絵理子さんって先輩や目上の人にも動じないタフな精神力はあると思います。
一般的には「自分が、自分が…」というタイプは嫌われると思いますが、政治家としては必要な資質なんじゃないかと僕は考えます。ああいう仕事って自分から手を挙げる人がなるべきだし、実際に今井さんはそういうタイプだと思うんですよね。
今は不倫スキャンダルで叩かれていますが、本質的には政治家向きの性格なんじゃないかというのが、僕の考えです。
今井絵理子さんの能力は政治家としてOKなのか?
今井さんは2016年の当選時の池上彰さんの質問にちゃんと答えられなかったことで有名です。沖縄出身なのに、基地問題について自分の意見を述べることができずに「これから向き合います」みたいなことを言っていました。基地問題に関しては政治家として持ち合わせるべき政策の知識などはなかったということです。
お子さんが障害をお持ちのようで、それをアピールしていたようですが、政策に活かせるような知識や経験があるのかというと少し疑問です。個人の体験にとどまってしまってマクロな視点から政策を考える感じはあまりしないですよね。
ブログの記事もインスタへのリンクがメインのものも結構多くて、「文章を考えたりするのは苦手なのかな~」という印象を受けます。もう少し自分の意見なり政策なりを有権者にアピールしてもいいんじゃないでしょうか。
タレントだったからと言うと失礼になるのかもしれませんが、やっぱり12歳?でデビューして仕事をしていたから、勉強が疎かになってしまい教養が身につかなかったのではと思いますね。
政治家っていろんな資料を読んだりすることが多いと思うんですが、そういったものを読んで要点を抑えて議論に活用できているのか少し疑問があります。
ぶっちゃけ、政治家としての能力は及第点に届かないのではないでしょうか。
今井絵理子さんはどうしてこんなに叩かれるのか?
10月3日に週刊誌に反論する記事をブログにアップしたことで、いろんな方面から叩かれまくっていますね。どうして、こんなに叩かれるんでしょうか?
理由はズバリ
- ちゃんと仕事できるのか怪しい…
- なのに不倫とかありえない
ってことなんじゃないかなと。
それと、今井さんの対応も結果的には火に油を注ぐ形になってしまっているのも、炎上に拍車をかけています。参議院は6年間はできるし、その間に年間2000万円の給与と文書交通費として1200万円が支給されます。これだけの給与をもらっているんだから、それ相応の仕事をしてもらわないといけないと考えるのは有権者としては当然ですね。
年間3000万以上の収入というのは、それなりの会社の役員にでもならない限り得られない所得です。SPEEDという肩書だけで客寄せパンダとして当選して、これだけの待遇を受けておきながら不倫疑惑なんて、そりゃあ世間は黙っていません。
というわけで叩かれるのは仕方がないというしかないですね。
タレント出身議員は必要悪なのか?
自民党のタレント出身議員といえば、三原じゅん子さんという方がいらっしゃいます。三原じゅん子さんは何年か前に「八紘一宇」発言をして炎上しましたが、それ以来は特に騒がれることもなく議員をやってらっしゃるようです。
ブログも見ましたが、文章も短くタレント性が全面に出た内容になっています。画像を多く使ってファンに訴求するやり方は今井さんとも似ていますね。
じゃあ、タレント出身はいらないのか?それとも必要悪なのか?
僕は必要悪だと思っています。
選挙は勝たないといけないので、集票マシーンとしてタレント出身議員は有効なのは間違いありません。参院の比例にタレントをもってくるのは、選挙対策としては当然ありえる判断です。
じゃあ、政策はどうなのか?
はい、政策は官僚出身の優秀な人がやればいいと思いますね。そこは役割分担です。官僚出身の人は知名度じゃタレントには敵わないし、タレント出身の人は実務能力では官僚に勝てません。
お互いが苦手な部分をカバーできればそれがWin-Winになるはず。
今井絵理子さんの2期目は?
今井絵理子さんの任期って2022年までなんですよね。だから、今の彼女のイメージで次に公認がもらえるかどうかはわかりません。公認するかどうかは自民党が決めることだし、党内で認められれば、世論が叩いていても当選する可能性はあります。
ただ、客寄せパンダとして役割を期待されている彼女のイメージがこれだけ悪くなっているというのは、致命的な感じもするし、議員を辞めてタレントに戻ってもイメージ悪化の影響で仕事はできないんじゃないでしょうか。
SPEEDだと上原多香子さんもかなり叩かれているみたいだし、なんかSPEEDという肩書がもう駄目になっている感じです。
となれば、今井さんとしてはなんとしても政治家を続けないといけなくなるわけで、党内での雑巾がけに精をだして公認を貰えるようにするのではないでしょうか。
ぶっちゃけ、今井さんがいなくても僕たちの生活にはな~んにも影響はないと思いますが、今井さんからすれば死活問題なので必死になるだろうと思います。
タレント出身議員をヲチするのは楽しかったりする
今井さんに関する記事だけで、これだけの文章になってしまいました。これだけの量の文字を書かせることができる今井絵理子という人間は実はすごいのかもしれません。
ヲチは今後も続けていって、書きたいことがあったらブログを書こうと思います。
最後になりますが、僕は別に反自民じゃないです。どっちかというと、選挙では自民党に入れることが多いです。
最後まで読んでくれてありがとうございました。