密かにボードゲームが人気なのって知ってますか?
ボードゲームカフェなんてお店ができるくらいブームになっているんです。
ボードゲームっていうと、人生ゲームを思い浮かべがちなんですが、最近はいろんな種類のボードゲームがあるんです。
Amazonで「ボードゲーム」で検索してみると、もう数え切れないくらいたくさんのボードゲームが出てきます。
そんなたくさんのボードゲームの中から、おすすめのボードゲームを厳選して紹介します。
プレゼントにおすすめなボードゲームランキング
早速、おすすめのボードゲームをランキングで紹介していきます。
1位:枯山水 新装版
「枯山水」って歴史の授業でチョロっと出てきましたよね。僕はすっかり忘れていましたけど…。
枯山水は日本庭園様式で、水を使わないで美しい庭を表現する様式のことです。
それで、この「枯山水」というゲームは、『より美しい庭を作った人が勝ち』というなんとも画期的なゲームなのです。
基本情報
- 人数:2~4人
- 対象年齢:10歳以上
- 時間:60~90分
ルールは結構複雑なのですが、1~2回遊べば覚えることができます。10歳以上が対象年齢となっていることからも、そんなに難しいルールじゃありません。
ゲーム内容
ボード(3✕5マス)に庭を作って、できた庭の美しさで得点を競います。
プレイヤーは順番に『砂タイル』というカードを引いて、それをボードに置きます。砂タイルには模様が付いており、キレイに並べなると得点が増えるルールになっています。
また、得ポイントというものがあり、得ポイントを貯めることで『石』をゲットすることができ、石によって庭の得点が上がります。
この他にも、『庭園カード』や『キャラクターカード』などもあり、それらを上手く使うことで、得点を稼ぐことができます。
かなり戦略性の高いゲームで、みんなで遊べば盛り上がること間違いなしです。
>>枯山水 新装版
2位:カルカソンヌJ
「カルカソンヌって言われても何のことだ?」ってなるじゃないですか、普通。
実は、カルカソンヌっていうのはフランスの城塞都市の名前です。そんな城塞都市を名前にしちゃったのが、このボードゲームなんです。
カルカソンヌは2000年に発売されたドイツのボードゲームで、カルカソンヌJは名前のとおり日本版カルカソンヌです。
JはJapanのJってことですね。ちなみにジャマイカ版のカルカソンヌはどうなっているのか気になって仕方がないです。
基本情報
- 人数:2~5人
- 対象年齢:7歳以上
タイルをつなげていって、タイルの上にコマを置くだけ。簡単に説明すると、そんなゲームです。
ルールは少し複雑ですが、簡単にプレーするためのルールもあります。とても遊びやすいです。
ゲーム内容
プレイヤーは順番にタイルを置いていって、そのタイルにコマを置くかどうか決めます。
タイルはいろいろな組み合わせで置くことができて、他のプレイヤーがタイルを置けないようにすることもできます。
拡張パックもあるので、さらに戦略性を高めることもできます。
カルカソンヌJは拡張パック利用できるようですが、タイルの色などが少し違っていたりと、異なる部分もあります。この点は注意が必要です。
>>カルカソンヌJ
3位:アズール 日本語版
アズールは『シュピール 17』という世界最大規模のボードゲームイベントで3位になった超人気ボードゲームです。
さらに、2018年のドイツ年間ゲーム大賞も受賞しています。
『アズール 日本語版』はそんなアズールを日本語でも楽しめるようにしたボードゲームです。
ちなみに、英語ではAZULと書きます。
基本情報
- 人数:4人
- 対象年齢:8歳以上
タイル職人として宮殿のタイルを美しく装飾するという設定のボードゲームです。外箱や中のコンポーネントやルールブックにいたるまで、設定を感じさせる雰囲気があります。
ゲーム内容
アズールはプレイヤーがタイル職人になったという設定でプレイします。宮殿の壁をタイルで飾り、その美しさを得点で競うゲームです。
美しさを競うというところは枯山水と同じですね。なんか最近こういうボードゲームが増えた感じがする(気のせい?)。
プレイヤーはルールに従ってタイルをボードに置いていきます。タイルの並べ方によって得点が決まっています。
なるべく高得点になるようにタイルを配置するのがゲームのポイントです。
ゲームの流れはシンプルです。プレイヤーは自分のターンに以下のようなことをします。
- タイルを取得する
- タイルをボード(タイルエリア)へ配置する
- 次のターンに備える
タイルの取得と配置のタイミングで得点の増減があります。上手にタイルを配置してたくさん得点を狙いましょう。
4位:宝石の煌き 日本語版
ボードゲーム初心者に特におすすめできるのが、『宝石の煌き 日本語版』です。
ゲームのルールがシンプルなので、大人も子供も一緒に楽しめますね。
4人プレイのゲームなんですが、みんなたんたんとプレイをするタイプのボードゲームです。「うわー」とか「ええっ」みたいなガヤガヤとプレイする感じではないです。
ちなみに、英語だとsplendorって書くみたいです。
基本情報
- 人数:4人
- 対象年齢:10歳以上
- プレイ時間:30~45分
対象年齢は10歳以上なのですが、ルールがわかりやすいので、小学生だったら遊べる感じです。
ゲーム内容
このボードゲームはルールが本当に簡単で、『宝石を取得して、その宝石で得点カードをゲットする』だけです。
自分のターンでは次の3つの中からやることを選ぶだけです。
- 宝石を取得する
- 得点カードを購入する
- 得点カードを予約する
得点カードを購入すると、プレイヤーはどんどん強くなっていきます。この感覚がたまらないです。
ルールが単純だから、どんどん強くなっていく感覚を楽しめるんですね。本当にゲームバランスが神レベルなボードゲームになっています。
5位:ウミガメの島
1974年に冷たい料理の熱い戦い(Die heisse Schlacht am kalten Buffet)というボードゲームがドイツのメーカーから発売されました。
このゲームがすごい人気だったため、日本版としてリメイクされたのが『ウミガメの島』です。つまり、結構古いボードゲームなんですよね。
40年以上プレイされているというだけでも、かなり熱いボードゲームであるとわかります。
基本情報
- 人数:2~7人
- 対象年齢:7歳以上
- プレイ時間:25~40分
最大7人で遊べるのがこのボードゲームの魅力です。大勢でワイワイ遊ぶと楽しいですよね。
誕生日などでたくさんの友達が家に遊びにきたときにオススメです。
ゲーム内容
ウミガメの卵はプレイヤーのウミガメにたくさんの卵を産ませるために、すごろくを周回するボードゲームです。
プレイヤーは自分のウミガメ駒を選んで、サイコロを振って産卵場所であるゴールを目指します。つまり、たくさん周回することで得点が加算されるゲームなのです。
このゲームのユニークな点はサイコロを複数回振ることができることです。
サイコロには1~6の目があり、まずは1回振ります。ここで出た目の数だけ進むこともできますが、追加でサイコロを振ることもできます。追加で振るのは2回までです。
追加でサイコロを振った結果、合計が8以上になると、振り出しに戻されてしまいます。
でも、サイコロの目の合計が7以下の場合、『目の合計✕サイコロの数』だけマスを進むことができるのです。
マスは21個あるので、3つサイコロを振って合計が7なら1発でゴールできます
こういう運の要素が強いゲームってみんなでやると本当に盛り上がるんですよね。
超絶オススメなボードゲームです。
>>ウミガメの島
プレゼントとしてのボードゲームの魅力
ボードゲームは少し地味なイメージもあるんですが、プレゼントとしてはソツがない感じです。
もらった相手がすごくガッカリするものでもないので、迷ったら人気のボードゲームをプレゼントすればよいでしょう。
どうして、ボードゲームがプレゼントにおすすめなのか?それには理由があります。
- 外箱のデザインが美しい
- 知的なイメージがある
- みんなで遊べる
- ボードゲーム人気がじわりと上がっている
まず、ボードゲームの外箱って綺麗で安っぽくないですよね。箱自体もしっかりとした作りになっているし、デザインも美しいです。
また、ボードゲームって自分の頭で考えながらプレイするので、知的なイメージがあります。というか、知育玩具としても優秀です。
相手の手を考えながら自分がどうするか考える能力ってまさに世の中をサバイバルするのに必要な力です。
小学生の頃からそんな知的バトルができる玩具なんてボードゲーム以外にありません。
それと、みんなで楽しく遊べるというのも良いですよね。誕生日プレゼントでテレビゲームを買ってあげて、1人でピコピコしているよりも、友達とボードゲームをしている方がコミュニケーション能力が高まります。
コミュ力も社会人に必須な能力です。
そんな、玩具として超優秀なボードゲームなんですが、最近はじわりと人気が出てきているんですね。
ボードゲームカフェなんていうお店もあるし、ボードゲーム専門店もちらほらあります。
ボードゲームは元々は少しマニアックなものだったんですが、最近はブームを超えて、インテリジェンスな玩具として一定の地位を確保しています。
子供や孫のプレゼントに迷っているのなら、ボードゲームはいかがでしょうか。